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なぜUI/UX改善しても成果が出ない?見落とされがちな“UXの本質”と、最大化する方法
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2026.05.12 ライティングについてサイト制作についてデザインについて

なぜUI/UX改善しても成果が出ない?見落とされがちな“UXの本質”と、最大化する方法

はじめに

 

「サイトをリニューアルして、今風のデザインになった。操作性も高く、社内評価は上々。 ――なのに、なぜか肝心の問い合わせが増えない…。」

 

このトピックスを読んでいるあなたにも、そんな心当たりがあるかもしれません。

余白やボタンのサイズ、配色といった、UI/UXのノウハウを詰め込んだはずなのに、「思うような成果が出ない」というご相談が、弊社にはよく寄せられます。

わたしはその背景のひとつとして、

「UI/UX」という言葉の捉え方そのものに、“小さなズレ”があると感じています。

「UI/UX」を謳いながら、ハウツーや現場で語られるのは、「UI(道具)」の話がメイン。

実は肝心の「UX(体験)」が置き去りにされているケースが、多数見受けられるのです。

本来向き合うべき「UX」が、十分に追及&組み込まれていない場合、そのサイトは「キレイで使いやすい」の領域から出ず、ユーザー(サイト訪問者、ターゲット)に「行動を起こさせる」ためには不十分です。

本件ではそんな「UI/UXの認識のズレ」と、成果に直結する「本当の意味でのUI/UX」に触れていきます。

1.「UI/UX」の定義

本題に入る前に、まずは「UI/UX」の定義をおさらいしましょう。

多少表現の差はあれど、概ね以下のように整理できるかと思います。

・UI(ユーザーインターフェース)

:ユーザーとの「接点」。画面のデザイン、ボタン、フォントといった、「サイトの見た目や道具」。

・UX(ユーザーエクスペリエンス)

:ユーザーがサイトを通じて得る「体験」。心地よさ、楽しさ、信頼感といった、「感情的な結果」。

つまり“UXはUIを通して生まれる、理解・感情・行動の変化”であり、ユーザーの問い合わせや購入といったアクションそのものと言えます。

しかしサイト制作の現場では、この「UX」が本来の意味とは違う形で使われてしまっているケースが非常に多いのです。

2.日本で横行する「勘違いのUI/UX」

前述のとおり、本来UXは「理解・感情・行動の変化」というユーザーの“心の反応”であり、当然ながら目に見えず、数値化しにくい性質を持ちます。

このため、実務で「さあ、良い体験(UX)を設計しよう!」と試みても、

“具体的に何をすればいいか”の明確な指針がありません。

こうした“形にできない”というUXの性質が、ある種の論理のすり替えを引き起こしています。

UXという「目に見えない体験」を設計するプロセスを避け、

調整や評価が容易な「UIの改善」に議論が集中してしまうのです。

 

この結果、「余白を空ければUXが向上する」「この配色は安心感を与える」といった、

UIをUXという言葉で包んでいるだけ”の話が「UI/UX論」として横行しているように思われます。

“余白をもたせる”、“配色で安心感を出す”、“ボタンを押しやすくする”

いずれも確かに重要ですが、あくまで「道具(UI)」の整備の域を出ていません。

多くの制作現場やハウツー論では、UXを語っているようで、実は“道具(UI)の磨き方”に終始している。

これが、UI/UXに考慮したつもりで、実はUXが置き去りにされている=期待したような成果が出ないサイトの根っこではないでしょうか。

3.UXの組み込み方: UXの本質は「反応の逆算」にある

ではこの目に見えないUXを、どのように扱えばよいのでしょうか?

しつこいようですが、UXはUIを通して、ユーザーの心の中に生まれる“反応”です。

逆を言えば、

ユーザーの心の変化を逆算してサイトに組み込めば、

狙い通りの反応(UX)を高い確率で引き出すことが可能です。

 

ユーザーがサイトを訪れるとき、彼らは常に

「この商品/企業に利用価値はあるか?」「信頼できるか?」「他社より良い結果を得られるか?」

といった“疑惑”や“迷い”、“不安”の中にいます。

これらを払拭できる材料が揃っていなければ、どれだけ洗練された使いやすいサイトでも、「なんとなく良さそう」止まり。他社との比較の中で埋もれてしまうのです。

 

だからこそ重要なのが、ユーザーの反応に先回りした

情報の出し方・構成・量です。

たとえば、

  • 競合他社との、違いを認識できるつくりになっているか
  • 目的達成/課題解決への期待感を高められる内容
  • 商品・サービスへの不安を打ち消す要素があるか
  • 安心&信頼して利用できる根拠を伝えているか
  • 時間や手間を最小限に抑えたうえで、最善の効果が得られそうか

このような情報を、想定されるユーザー像に対し“適切な塩梅”で組み込むことで、驚くほどユーザーの“反応”が変わります。

ユーザーが「何を不安視し」「何を求めて」いるのかは、入念な“下調べ”によって、ある程度想定することが可能です。

顕在的なニーズと、潜在的なインサイトの双方を把握したうえで、自社(商品)の特徴と照らし合わせ、ページを構成していく。

デザイン(UI)の役割は、あくまで「判断材料」をユーザーの脳へノイズなく届けるためのインターフェースです。

おわりに.

UI/UXを考えるとは、「見やすさ」や「ブランドイメージ」「仕様」を議論することが全てではありません。

ユーザーが「何を求め」「どの順番で考え」「どうしたら決定できるか」を掌握し、周到に組み込んだうえでデザインする。

それこそが、成果につながるUI/UXだと、アドライズでは考えています。

今回は簡単にまとめただけですので、

「さらに詳しく知りたい」「現在のサイトのどこに不足があるのか判断してほしい」という方は、ぜひお気軽にお問合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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