こんにちは！アドライズDTP部のY.Kです！

アドライズでは多くの通販企業様とお取引をさせていただいておりますが、LPやECサイトの制作だけではなく、CRM回りのお手伝いもさせていただいております。

今回はCRMの施策としては欠かせない商品同梱についてまとめてみましたので、ぜひご覧いただければ幸いです！

商品同梱のメリットと役割は？

商品同梱とは商品を梱包している配送箱の中に入れるチラシや冊子などのことです。
顧客が注文した商品に同梱して送るので、開封率が非常に高いというメリットがあります。開封すれば商品同梱にも目を通す可能性が高く、顧客との接点が作りやすいため、EC通販では、非常に重要なコミュニケーションツールの一つとなります。
顧客の心理状態が最も良好なときにアプローチできるので、自社のファンにすることや、自社商品をリピートしてもらう事など、LTVの向上にも重要な役割を持った施策です。

商品同梱の内容と効果について

商品同梱はリピートへの可能性が期待できる施策ですが、内容によって目的が異なります。

満足度を向上させたい場合

顧客満足度の向上を目指すなら、限定商品や別商品の案内、お礼の挨拶文などになります。限定商品や別商品を顧客が気に入れば、大きな満足度を生みリピート率が高くなる可能性があります。
特にお礼状や挨拶状などは、手書きであれば感謝の気持ちがより強くなるので、顧客は商品の購入以上に満足感や企業に対する信頼や親近感が高まることも予想できます。

リピートを促したい場合

顧客のリピートを狙う場合は様々な施策がありますが、継続購入を促すチラシなどを入れると効果的と言われます（例として2ステップ施策の定期促進チラシなど）。
その他にもサンプル商品やクーポン券なども継続を促すツールになります。クーポンも複数アイテムを同梱すれば、よりリピートを獲得しやすくなる可能性が高まります。

顧客のお声や意見などの情報を収集したい場合

顧客の意見やお声などの情報収集が目的の場合、商品同梱としてアンケートやハガキを入れることもオススメです。実際に購入した顧客の声で、商品やサービスに関する要望や様々な要素の改善を効果的に行うことができます。
またアンケートを入れる場合は、改善につながる質問を載せることも効果的です。「嬉しいお声」や「使用後の感想」などを集めることもできるので体験談としても収集が可能です。

商品同梱は顧客とのコミュニケーションを行うツール

商品同梱をコミュニケーションツールとして考えたとき、企業が顧客とどのようなコミュニケーションを取り、どのような関係値を構築したいかという点を考慮し、その内容に合わせて仕様や企画などを考えることが重要となります。
販促ばかり訴求した商品同梱を入れた場合は、顧客をファン化し、LTVを最大化するという視点においては必ずしも良いとは言えません。
販促チラシやオファーなどのリピート施策は、顧客と気持ちで繋がらないケースが多い為、1回目の購入には繋がっても、その後のリピート率は下がる傾向にあるためです。 顧客と気持ちで繋がりLTVを最大化するためには、顧客に「商品や企業のファンになってもらう」という視点で商品同梱を考えることが、コミュニケーションツールとして重要になってきます。

まとめ

商品同梱はEC通販事業における顧客との重要な接点となるため、多くの通販会社が実践しています。

商品同梱を企画する際は、販促チラシやオファーなどに偏りがちですが、企業理解や商品理解の促進にも目を向けて、「顧客をファンにする」という視点で商品同梱を設計し施策を考える事が、LTVを最大化するためにもとても重要な視点となります。

商品同梱の企画や制作などでお困りの際は、ぜひお気軽にアドライズにお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました！

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