えーと。
結局テーマとか何とか決まってないみたいなんですが、良いんですかね?

代表に「いいんすか?」って聞いたけど、なんかすごい微妙な表情で黙殺されたんで、とりあえずはいいということにしようかと。
続けて書いてれば、いつの間にか決まってることを期待しつつ。

ではとりあえず、お仕事の話など。
どこの業界でもそうなんですが。
お仕事というのは、お客さんがあって初めて成立するものだったりします。
うどん屋さんなら食べに来て貰わないと仕方ないし、本屋さんなら(それが立ち読みであっても)手にとって貰わないと話にならない。
あたりまえっちゃあたりまえですけどね。

ところがこのIT業界というのは、ここ数年でやっと形が見え始めたの?
という状態だったりします。
なので、お客さんは(お年を召せば召すほど)なにもわからない場合があるんです。
(新聞や雑誌と違って、パソコンがあって、インターネットできてと、面倒くさい下準備が要りますからね)
故に、私たちはまずホームページの制作依頼をしてきたお客さんに
「こんなページが出来ますよ」
という説明をしなきゃならないわけです。
「ここにはこんな文章と画像が入りますよ」「ここにはボタンが付きますよ」とか、そういう事を、結構な枚数かけて書類に仕立て上げたりするんです。

この説明を行うための書類作成。
簡単にに言っちゃえば、設計図を書く。
地味です、はっきり言って。
おまけにその作業は、完成したページで大々的に公開される事はありません。
でもここを失敗しちゃうと、お客さんの理解も得られないし関係も大変な事になってしまうわけで。
ビバ裏方。

ノートパソコン持って行ってぱぱっとやっちゃえばいいのに、とか思われるかもしれませんがノートパソコンって案外取り回しが悪いんですよ。
それに説明する時って、その場で簡単な図を書いた方がお互いに理解しやすい事の方が多いわけで。
(Flashとかの場合、見せながら説明した方がわかりやすいので一長一短ですが)

つまり何が言いたいかというと、紙は偉大です、と。
千年からの歴史を、たった十数年で取って代われるほど世界は甘くないのです。