個人情報対策は、もはや社会問題となっている昨今。
個人情報保護のための講演会で個人情報を流出～日本情報処理開発協会
というニュース。
そういう活動をしている組織がやらかすなよ、という見方もあるでしょうが。
私は、個人情報保護問題の本質を端的に表してると思います。
つまり、防ぎようがない。
いくらシステムを構築しても、万全と胸を張る体制でも、完璧は無いんですから。
重要な情報を秘密裏に得る「諜報活動」は、大昔から国家レベルでやられている行動です。
高度に情報化された現代にあっては、民間レベルでも驚異として認識されはじめた、と。そういう事だと思います。
技術の進歩によってプロ同士でやってたことが、素人レベルでも繰り広げられるように社会が（急激なスピードで）進化した以上、技術的な問題だけを解決してもどうしようも無いかもしれませんね。
少なくとも、マスコミの報道に対して概念的に「漏洩って怖いね」程度の認識までで視聴者の思考が止まってしまう現状では。